その他39.3%真珠5.7%ナマコ調製品 5.1%練り製品 3.7%ホタテガイ調製品 2.7%ホタテガイ21.2%ブリ8.2%サバ7.3%カツオマグロ類6.8%02シェルプレート材質ホタテ貝殻使用率50.5%49%0.5%プラスチック削減引用:水産庁「水産物貿易の動向」(参照 2023-07-04)https://www.jfa.maff.go.jp/j/kikaku/wpaper/r03_h/trend/1/t1_1_4.htmlホタテ貝殻粉ポリプロピレン着色料(顔料)役割を終えたホタテ貝殻がダイカン「シェルプレート」として生まれ変わりますエコロジカルなサイン素材地球に優しいサイン素材で循環型社会へ貢献リサイクルされずに廃棄されてきたホタテ貝殻を再利用することはSDGs17の目標のうち「つくる責任、つかう責任」「海の豊かさを守ろう」「陸の豊かさも守ろう」「パートナーシップで目標を達成しよう」の実現に寄与することができると考えています。ホタテ貝は日本を代表する水産物となった一方、膨大な貝殻の廃棄量が社会問題となっています。ホタテ貝殻の活用は製造者や消費者の責任を果すことにもなり、微力ながらも貝殻埋立地における悪臭や地下汚染問題の軽減、陸の豊かさを守ることができれば、川や海の豊かさを守ることにも連鎖、さらには栄養のある元気なホタテ貝の生育、供給にも繋がります。ぜひこの機会に「シェルプレート」を新しいサイン素材としてご活用くださり、強いパートナーシップで持続可能な循環型社会の実現にご協力をお願いします。いま私たちにできること北海道で生産されたホタテ貝殻を細かく粉砕、50.5%の割合で配合したプラスチック板「シェルプレート」を開発しました。従来のアクリル樹脂やABS樹脂の代替えとしてご使用くだされば、廃材として処理される貝殻の量を減少させるだけでなく、本来必要なプラスチック量を50.5%削減できるというメリットもあります。大量生産・大量廃棄型の経済社会から脱却し、環境への負荷を低減させることができる新素材です。令和3年(2021)3,015億円ご存じですか、ホタテ貝殻の廃棄問題北海道の特産物で有名なホタテ貝。貝柱を中心とした食用としての生産量は増加を続けており、年間生産量は約35万トンと言われています。そして重量の半分以上を占める約20万トンの貝殻は産業廃棄物として処理されています。過去には貝殻埋立地における悪臭や、殻に含まれる塩分によって地下汚染問題も生じていました。近年では肥料や洗剤などの原料としてリサイクル事業も進んでおり、アクセサリーや民芸品としても利用されていますが、未だ廃材の処理に困難をきたしています。日本における水産物輸出品目50.5%50.5%
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