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小原式水平型精密日時計
日時計とは、太陽の光を影に置き換えて時刻を知る道具。小原式精密日時計は、その名の通り5分刻みに目盛りをつけた精密な日時計です。設置場所の「緯度・経度」に合わせて製作・設置いたします。
自然の光で時間を感じる
小原式精密日時計の特徴
小原式精密日時計の最大の特徴は時刻の正確さ。その時刻の影を作る「ノモン」と「時刻目盛り」は、設置する場所の緯度・経度より導き出します。この「ノモン」が指す先は天の北極・およそ北極星の方向です。もうひとつの特徴はノモンの先端の地球儀。 体積で10の24乗分の1、直径130mmの大きさで、飾りではなく天文学的に計算された正確な角度で取付け、地球に当たる太陽の光りがそのまま地球儀に差しています。 今の昼や夜の国、白夜・極夜の様子が視覚的にわかります。地球儀に差す光は、宇宙船から見た地球そのもので、私たちがその瞬間の地球を想像できる設計となっています。
O'HARA'S PRECISE SUNDIAL
ノモンが作る正確な時刻の影
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2024年10月17日 13時30分 撮影
影は13時45分 -
2024年10月17日 13時45分 撮影
影は14時00分 -
2024年10月17日 14時00分 撮影
影は14時15分
均時差表


【均時差表の見方】
上記写真は10月17日に撮影。その日の均時差表(赤線)をたどるとその日は約マイナス15分、影が示した時刻から引くと、現在の時間となります。
考案者:小原銀之助 父から娘(小原輝子)への継承
小原式精密日時計は、サンダイアリスト・小原輝子氏の父、小原銀之助氏(1898~1983)によって考案されました。銀之助氏が生涯で納めた日時計は400基以上にのぼり、上海、ドイツのハンブルク、アメリカのフィラデルフィア、ホノルル・ハワイ大学天文学部、そして日本各地にあります。銀之助氏の日時計製作を間近で見てきた輝子氏は、自然な流れでその仕事を手伝い、銀之助氏没後は日時計作家として父の仕事を継承されました。

太陽をつかまえた「日時計の王様」小原銀之助物語
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小原 銀之助さん
1898(明治31年)〜1983(昭和58年)
神奈川県卓越技能者賞 受賞
相模原市市民文化賞 受賞 -
小原 輝子さん
都立駒場高等学校芸術科美術卒業
多摩美術大学卒業
多摩美術大学神奈川同窓会ALTE元会長
平和堂貿易「時の功労賞」受賞(1985年)
日時計作家として、長く活動されている小原輝子氏より、小原式精密日時計の設計・製作を
株式会社ダイカンで受け継ぎ、製作を続けてまいります。
日時計の特徴

- 製作素材
- ステンレス
- ノモン(ノーモン、グノーモン)
- 影を作る三角形で「天の北極」を指します。
- 地球儀
- 直径130mmの地球儀は、小原式日時計の一番の特徴です。
天文学的に正しく取りつけます。
地球儀で見る朝から夕、夜への移りは、本物の地球と同じです。
日時計を見ている今の昼の国、夜の国、白夜・極夜の現象が見られます。
- 時刻文字盤
- 6時~18時の5分刻み、東西南北八方位、磁北、緯度経度、標高、二至二分の日の出入りの方位、都市山岳の方向、学校名、公園名などを表示します。
- ※文字盤の基本サイズは、φ360、φ450です。
その他サイズはご相談ください。 - ※時差表と説明プレートを製作取りつけます。
すべての日時計は、設置場所の「緯度・経度」に合わせて
製作・設置いたします。
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